アサリ掘り、楽しかった、旨かった。

塩田というのは砂浜に海水を引き込んで塩を作る場所だけれど塩浜と言わずに塩田と漢字の田を使ってるところが素敵ですね、海の田圃や畑の感覚で浜を耕してきたのだ。里山と言う表現があるのだから里浜があってもいいよね、そういえば昔から入り浜権とかあったか(笑)アサリやハマグリを掘る権利は漁に出られない家庭の女性や子供達が優先的に持っていたようだし、里山と同じく海にも公平な掟があったのだ。ところで手入れの行き届いた里山に沢山キノコが生えるように、干潟も耕してやらないとアサリやハマグリが湧かない。これは水田と人間と赤とんぼの関係に酷似している。松茸やハマグリが中国や北朝鮮から大量に入ってくるのは里山や里浜を彼らが上手に耕しているからです(もっとも、それで彼らが飢えから逃れられているとは到底思えません)
海岸で空き缶やゴミを拾うのはいいが、せっかくだからアサリを掘って帰ろう。掘れば掘るほど、まるで魔法のように生き物たちが増えて汚れた海を浄化してくれます。干潟を歩けばカニを踏みつぶしたりして希少な生き物を殺してしまう?なんて仰る自然保護・環境保護オタクの悲鳴は無視しましょう、彼らは勘違いしてるんです。
ただし、海は生きています、潮の干満に注意して事故に遭わないように、遭っても自己責任ってことで(笑) 子供の頃、貝掘りに夢中になり気が付くと取り残された無人島から救助を叫ぶ状態で九死に一生でした(汗)


先日、知人から「瀬戸内法(瀬戸内海環境保全特別措置法)の改正を求める国際署名 もう海を埋めないで」という、署名用紙をいただきました。その用紙の冒頭にこうあります。
海で子供らが泳ぐ風景を失ってから、またいたるところで見受けられた貝掘りの風景が瀬戸内周辺の浜で失われてから、もう長い時間がたちました・・・って、このような文面で嘆き告発している署名用紙を読むと、その一生懸命さは理解できても気が重くなりました。最近のお父さんお母さん達の何人が海で空き缶を拾ったことはあってもアサリを掘ったり魚を追いかけたりして遊んだ経験がおありでしょうか? ちなみに私が住んでる高松市にも漁港のそばに海水浴場があり、その横に市民プールがあります、プールは満員御礼でもフェンス越しの隣の海水浴場はガラガラで取って付けたような囲いもないシャワーが一本だけ砂場にぽつんと立っている、たまに若い茶髪の青年が奇声を上げ砂浜で花火はしていても海に入って遊ぶ姿はありません。つまり海で遊ぶ生活習慣が無くなっているのです。話を脱線して、彼らが奇声を上げるのはプールにいる若いお嬢さん達のせいだと思う たぶん(笑)つまり最近の大人や彼等に育てられた青年や子供達には通じないのではないかと・・・
で、話を戻して、署名用紙をどうするの?と、子供達に言われ、何度もなんども、その用紙を眺めては溜息をついている今日この頃みなさんいかがお過ごしですか?
というわけで、私は貝を掘って食べることから始めてみようと考えました。貝毒?重金属?それがどうした!と自分を叱咤激励し今年も沢山のアサリを自分で掘って食べました、沖シジミは足の踏み場もないくらいいますが不味いのでパス。もちろん子供達にはアサリも沖シジミも奨められません、彼らには責任ありませんし・・・でも重金属病が怖くて日本に住めるか!とまたまた叱咤激励(笑)「そうよ 悪いのは大人よ だから アサリを掘って食って死んでやる!社員は悪うございません、悪いのは ぜんぶ社長の私ですm(_ _)m」ってことで仕舞いがつかなくなりました(笑)
念のため一言付け加えると里浜(さとはま)という表現を世界で初めて造語して使用したのは私です(笑)ちなみにweb八百屋・うぇぶ八百屋・ウェブ八百屋も私です。あと、リアルフードショップ・リアルフードマーケットは日本語として使用したのは息子の王仁が日本では最初です(笑)