グーグルの独走、ヤフーの凋落

弊社スタッフは必読です↓ たまには目先の仕事もしないとね(笑)

SEO塾より引用ここから

Yahoo! Inc.とGoogleの2006年第3四半期(6-9月)の決算報告がされました。

・米ヤフーの2006年7-9月期の決算 Web 1.0企業の凋落傾向 :ヤフー
http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/yahoo/usa/20061018114608.html

・グーグルの2006年7-9月期の決算 もはやライバルにもならないヤフー :グーグル
http://e-club3.hyperposition.com/seoblog/google/corporation/20061020104547.html


ザックリですが、 なぜYahoo! Inc. がダメなのか、そして下々のわれわれは何を教訓とすべきなのか、述べてみましょう。

結局、Yahoo! Inc.はポータルサイトであり、集客が命。その集客装置が制度疲労を起こしはじめたということでしょう。

頓珍漢な例えになるかもしれませんが、駅前商店街、あるいは三越・そごうなどの"お古い"百貨店の運命をたどっていきそうです。

時代が進み、ユーザーの嗜好も変化しているのに、自分だけが変わらず、人々も同じ行動をとり続けることを想定したビジネスに過ぎなかったということですね。

元はといえば、 Yahoo! Inc. が買収したOvertureが、検索連動広告では先行していたのですが、後発のGoogleAdWords (+AdSense)一本で、Yahoo! Inc.の数倍の売上と利益をはじき出しているのです。

規模の大小にかかわらず、 他山の石となすような注目すべき現象といえるでしょう。

未だに 「Web 2.0」の定義が曖昧で、ビジネス的な香具師が好んで使う脅し文句に堕しているのですが、実はロングテールの方が分かりやすいでしょう。

ロングテールは、非売れ筋、末端、弱小、取るに足らない、といった、今までのビジネスモデルでは日の当たらなかった逆転の経済現象になります。

ですから、店舗を構えているところだけ、事業規模の大きいところだけ、それをスタッフがふるいにかける、これはアンチ・ロングテールです。

編集人が、一貫してYahoo! JAPAN楽天を糾弾しているのは、まさしくアンチ・ロングテールだからなんです。

総じて日本のIT関連は、中小企業や個人事業からぼったくることはあっても、親身になって繁盛する手伝いをやるところは皆無でしょう。

Googleのめざましい業績を支えているのは、ビジネスのロングテール、中小企業や個人事業などであることに、再度目を向けなければなりません。

Amazonこそロングテールの代名詞で、旧式経済では埋もれっぱなしの多数の商品が、ユーザーの新しい本物の嗜好を満足させ、売り手と買い手の相互幸福が実現しています。

インターネットによって、われわれ下々のウェブサイトも、大企業や超有名とタメを張ることもできるようになり、こうして正真正銘の革命現象が起こっているのです。

ウェブ進化論』ではないですが、不特定多数無限大が力を発揮することこそ、正しいインターネットでしょう。

アンチ・ロングテールは、まさしく反革命にして、インターネットの邪魔者なんですね。


そして、Web 2.0や、ロングテールを語る人たちの中にも、反革命は多いです。というか、理解しておらず、ただ便乗して荒稼ぎしたいというだけなんでしょうが…

SEO塾より引用ここまで