昨日二人の友人が来た

二人とも高校の同級生で、近くなったり遠くなったりしていても気の置けない友である。
一人の友が言う「お前の住んできた家のトイレは何処も同じだな」と。褒められてるのやら貶されているのやら取りようによってはどうとでもとれるが、彼に問いつめると驕りがないという意味らしい。どんなトイレを作ったら驕ったトイレになるのかは知らない、金隠しを純金ででも作らなくてはならないのか?(笑)そんな恥ずかしい世界とは一切縁がない。
久しぶりに飲んだのか、もう一人の寡黙な友が彼を自転車ごと車に積んで送っていった。寡黙な友は結局遅れてきて酒も飲まず、酔いつぶれた友を送り届けるために来たようなものだが、日をあらためてゆっくり飲みましょう。

そうそう、酔いつぶれた友が言っていた「老子81章を本を買って通して読んだが、つまらんかった」と、それはそうだろう、数千年も残っている文章を数時間で読破しても無理というものだ。嘘だと思うなら日めくりの人生訓を一年分通して読んでみたまえ、気分が悪くなる。毎日少しずつ読むからスルメのように美味いのだ。