『“神”が書いた乳酸菌の本』飯山一郎

「神の手をもつ医師」と言えば、マーゲン全摘(胃の全摘出手術)で有名な中山恒明という名医がいた。私は中山先生と酒を酌み交わしたことがある。私は人脈的には非常に幸運な男で、滅多に会えない偉人と知り合うチャンスが非常に多い。だから、八百万の神様に感謝する毎日である。
今回もきっと神様の御加護の賜物なのだろう、私は最近、衷心から尊敬すべき人物に出会った。
中山恒明博士にヒケをとらない、まさしく文字通り「神の手をもつ医師」である。
その方の名は、後藤利夫。日本よりも、むしろ世界的に著名なドクターである。
なにしろ、40000件以上もの大腸内視鏡検査・手術の無事故記録を更新中と
いうのだから、「神の手」どころではない、ほとんど “神” である!
その後藤先生が志布志を2回も訪問され、私と数時間も面談して下さった…。
2回目に志布志に来られたとき、後藤先生は、
「飯山さん、乳酸菌の本を出しました。この本です。差し上げます…」
と言われて、本を差し出された。
書名は、『あなたの知らない乳酸菌力(パワー)』(小学館)。