伊藤淳子訳「心が安まる老子」

第十九章 素朴でいようよ


知恵づいた人々を優遇するような政治をやめれば、人々は、もっともっと豊かになる。
義理だの、人情だの、世間のしがらみを絶てば、人々は、家族をもっと大切にするようになる。
小手先の知識や技巧、目先の利益などを追求することをやめれば、それらを盗もうとする人はいなくなる。


飾り気なく、素朴でいよう。


私心をなくして、欲望を捨てよう。

  • 「心が安まる老子」の著者伊藤淳子さんからメールを頂きました

下記に掲載します。
大西様
「心が安まる老子」の翻訳?者の伊藤淳子です。ブログでのご紹介、ありがとうございます。
今日(というか、さっき)テレビで、農薬散布によって、子供たちの神経回路の発達以上が起るというよう
なレポートを放映していました。農家のみなさまのご苦労を思うと、勝手に食べるだけの都会人たちの勝手な言い分は心苦しく思う部分もありますが、農業や食は、日本の未来をも担っていると考えますと、やはり有機栽培や、せめて低農薬で作っていただきたいと思うばかりです。


「ちろりん村」というと、世代が同じような気がします(笑
先日、某講演で「アンノン族」と言ったら、参加者の半数が知りませんでした(笑)
日本の未来は、どうなるのでしょう?
よくならないまでも、悪くならないようにがんばらなくちゃいけませんね。
突然のメールで失礼いたしました。
伊藤淳子