野菜作りで難題

エコ菜園を二階から眺めては以前から悩んでいる。最初に畝を友人のトラクターで南北に切ってもらって以来そのまま不耕機栽培なので畝を切り替える必要もなく現在に至っている。菜園は建物の南側にあって北側が高く、南に向かって緩やかな斜面だから、雨で水は菜園の南側へ流れ込み、その菜園の下には暗渠排水の設備をし、水が外部に流れ出るスンポーだ。何でこうしたか? もともとこの菜園は田圃だった、その田の表面耕土(讃岐では甘土あるいは天土と書いてアマツチと言う)30センチは残留農薬や化学肥料の心配もあり、捨てた。で、その下は粘土、その粘土の上に建物予定地の下にあった粘土を50センチ入れて、これで道路までの差が80センチだ。もともとの田圃は道路より1メートル下がっていたので道路まで80センチを排水のため花崗土を下に40センチ、その上に粘土を40センチ、積んで道路と同じ高さにしてから完熟堆肥をまんべんなく均しトラクターで荒起こしした後、私がスコップ一丁で畝を70ぐらい作ったのである。
実際の行程はこれとは違っていたが面倒なので端折って書いてる、とにかく畑が粘土だけでは雨が降ると底なし沼状態、または晴天が続くと日干し煉瓦になると思って、花崗土を入れさせたが、これが問題のある花崗土であった。いまだにコンクリートの破片やら瓦の破片が発掘できる(笑) 畑にするから山の花崗土だと誰でも分かる常識だと思ったから念も押さなかったし、調べもしなかった私が甘かった。一年も過ぎたいまさら本物の花崗土に入れ替えさすこともできないし、ま、許してあげよう。
話が脱線したけれど、つまり雨の水が一直線に菜園の南側へ流れ、排水されてしまう。これはもったいないし、別の観点、太陽の光が東西の畝に沢山当たるのではないかということが非常に気になりだした。太陽の光が一番強い時間には南北の畝の通路部分に沢山の光が当たりカラカラに通路が乾く、これって効率悪いじゃん。しかし太陽は常に真上にあるわけじゃない、東の空から西の空へ移動しながら畑を照らすのだ。って、無理やり納得している情けない日々です。しかし、水のことでも太陽の光の面からでも畝は東西に切るべし、だったよな(泣)