春ですねえ(笑)

フキノトウが顔を出すと春が来たなと実感する、早いものです、ここへ移ってきてから三回目の春。現在キャベツは生長するより野鳥に食われるスピードが速くて、大きくなってるのか小さくなってるのか分からないぐらい、腹が立つやら情けないやら、ったくどうしようもありません。ホウレン草も小松菜もサッパリ大きくなってくれません、で蒔いた種に八つ当たりして鬱憤を晴らしてます。雑草は次から次と生えてくるし、野菜はサッパリ育たないし、この時期はジッと我慢するしかないのでしょうか。折角の家庭菜園ですから露地栽培にこだわって意固地に野菜を作って「どうだ、露地でも無農薬で立派に野菜が育つだろう」って自慢したいのに(泣)私のそんな気持ちなんかにお構いなしに時間だけが過ぎてゆく・・・焦っても仕方ないのに。
そういえば、妻は夕飯時に電気炊飯器のスイッチを入れ忘れて、さてこれから食べましょうという時、あわててスイッチを入れ、なんと炊きあがるまで炊飯器の前でソワソワしている。「電気釜の前でソワソワしても落ち着かないから」と言っても、昔の山暮らしで身についた一斗缶での飯炊き、裏山から薪を取ってきて竈(かまど)がないから一斗缶に穴を開け、その上にハガマを載せ薪を燃やし、アッという間に御飯が炊きあがるという経験から、急いで炊く場合は一斗缶の前に必至に薪をくべる癖が板に付いていた。その習慣からいまだに抜け出せず、急いで御飯を炊かなければならなくなると今も炊飯器の前でソワソワするのである。呆れるより心癒されてしまう(笑)