畝は家族だから乱暴に扱わない - ちろりん村の社長日記

一本の畝は一個の生命体のように生きている、私達が食べるものと同じ物を餌として与え、家族の一員として愛情を持って接する。種を蒔いたり苗を定植したりすると彼等がせっせと育ててくれる、私が野菜を作っていると言うより、畝が作ってると言った方が実感に近い。だから最近は野菜の出来不出来よりも畝の状態ばかりを観ている。過乾燥にならず加湿にならず、一定の状態を保てば野菜は勝手に育っているようだ（笑）もちろん病気や虫などは一切気にならない、殆ど病虫害もないようだし（笑）近所の畑でトラクターが金属の爪で土を掻き回しているのを見ると、まるで自分の身体がズタズタにされているようで辛い。一体いつまで残酷で無駄で馬鹿げた農業を続けるのでしょうか？農業先進国のヨーロッパでは不耕起栽培を政府が推奨しているというのに。因みに日本は敗戦前までは農業先進国でした、戦後の農業が出鱈目なのです。畑からトラクターが消えて牛や馬が復活するでしょうか？そうなればよいのですが、無血革命で政権についた民主党に少し期待したいところです（笑）農家の個別保障が突破口になるかもしれませんね（笑）と、ここまで書くと想像力の無い人は江戸時代のような生活に戻るのかと心配されるでしょうが、取り越し苦労です、今は21世紀ですから（笑）北欧型の生活を想像すれば一番近いでしょうか。
余談になりますが、江戸時代は身分制度などは論外としても、結構豊かな生活だったようです、明治政府により農民にとっては悪代官がはびこる悲惨な時代として歴史が改竄されてます、詳細はご自分で調べてください、ネットには山のように情報があります。ま、現代において官僚は全て悪というのと同じでしょうね（笑）
追伸、私の菜園に牛や馬が入って鋤を引かすなんてことはしません、ご安心下さい（笑）あくまでプロの百姓が農業を営む広い田畑でのことですから（笑）
本日の収穫はバジル60g・ネギ420g・落花生0g・ゴーヤ10本・ささげ70g

自然食品ちろりん村新店舗オープン

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

↑お店の裏のエコ菜園。