小松菜と水菜、大量に発芽しました - ちろりん村の社長日記

無施肥自然栽培の石井さんの話しによると、小松菜の直根は二メートル以上伸びるそうだから水はやらなくても育つことになる、何故なら当菜園の二メートル下は砂地であり水が大量にあるから（笑）しかし実際は根がそこまで伸びるまでに水が不足して枯れてしまうだろう。西瓜などは元々砂漠の植物であり根も四メートル以上真下に伸びて水を吸い上げるそうだ。
余談だが、ハウスで野菜がよく育つのは温度管理がし易く、夜間の温度は高く、日中の温度も外気より高くなるので野菜が育つのだと思ってた、それもあるが、実は二酸化炭素が夜間にハウス内にたまり、その二酸化炭素を植物が夜明けと共に盛んに吸収し、光合成を行いその結果よく育つそうだ。ハウス農家ではわざわざ高価な炭酸ガス発生装置をハウス内に入れて二酸化炭素を充満させている。でもこういった技術はなんだかなあ、木を見て森を見ずではないか。ま、わざわざ炭酸ガス発生装置を購入しなくても、夜間は微生物などが二酸化炭素を発生させるし、野菜も夜間は光合成をせずに、しかし呼吸はしてるので二酸化炭素を排出していて、どちらにせよ夜明け前のハウス内の炭酸ガス濃度は高くなっている。でも、その程度の二酸化炭素では光合成が始まるとアッというまに消費してしまい、炭酸ガス濃度が外気よりも下がって植物にとっては厳しい環境になる、それで日中はハウスを少し開放してるんですね、高温障害を防ぐ意味もあるでしょうね。
私は露地栽培にこだわり、野菜を栽培するに当たってはビニールハウスやトンネルやビニールマルチなどは一切使用しません、頑固一徹（笑）でも将来は苗床などの必要に迫られて菜園の隅っこに小さなハウスを造るかもしれません、冬は暖かいですしね（笑）
本日の収穫は万葉2,000g・ゴーヤ10本。

自然食品ちろりん村新店舗オープン

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

↑お店の裏のエコ菜園。