無温暖化に寄与する自然力だけを利用した野菜

野菜を栽培するにあたって、手間はかけるがカネはかけない。手間を時間計算して、それもカネだと言う考えには組みしない。何でもかんでも計算して目先の合理性だけを追求した結果が現代の惨状を招いてしまった。農業は商売ではない、まして、企業などにしてはいけない、ギリギリ家業として営むべきだ、足らずは税金で補う、世界の先進国でもごく普通に行われている。もちろん持続可能な栽培方法で、農薬や化学肥料多投栽培は認めない。農業は国民の命と国土を守るために行われなくてはならない。
都会ではビジネスチャンスだと判断して参入してくる似非自然食品店が美辞麗句を並べたてて消費者を騙し、荒稼ぎしている。彼等は自分の手と足で野菜を作ったこともなく、ただ金儲けだけが目的のようだ、彼らは言う「沢山売るお店が有機農業運動を広める、沢山売るお店が正義だ」と、確かに一理はある、しかし彼等は売れなくなり儲からなくなるとサッサと店終いをして消えていく。そんな彼等が有機農業運動を永続できるとはとても思えない。この三十年間以上、有機農業運動を支えてきたのは街の小さな自然食品店だ、その彼等を根絶やしにすれば何が残るのか、化学肥料と農薬で農地を砂漠に変えたように、街に良心的な自然食品店が現れることは二度と無いだろう。
有機農業運動を本当に支えているのは野菜を作ってる人々だ。近くに大きなお店ができて売上が落ちたなどと愚痴を言う前に、もう一度原点を見直して野菜作りから始めてはどうか、作って食べて、余ったら売る、これが生きるという原点であり、それ以外は屁理屈に過ぎない（笑）よくいるでしょう？生産者と消費者を繋ぐ仕事をしてみたい、この繋ぐ仕事が曲者で、業界用語で流通というらしい、こんな事をしてる奴にロクな奴（中にはロクな奴がいるかも）がいない（笑）有機商品を独り占めして街の小さな自然食品店を潰し、恥じない連中が。ま、潰れて仕方のない店も多いですが。
再度申します、自然食品店は分を弁えなければならない、農業と一緒で、決して大きくしてはいけない、せいぜい家族で行える範囲にとどめ置くべきです。皆さんも知ってるでしょう？日本各地の道の駅などで農家の爺ちゃん婆ちゃん・お母ちゃんなどがセッセと自分で作った野菜を運んで元気に暮らしているのを、最後に残るのは彼等だと思います。生産者と消費者の間に入り込み旨い汁を吸おうなんて、いつか来た道ですね。野菜の鮮度が落ち、価格が跳ね上がるばかりです。くれぐれも自然食業界をビジネスとして捉えないように、有機農業に魅せられて三十五年以上生きてきた自然食品・八百屋の親父の見解です（笑）
ちなみに家族経営だとお粥を啜っても生き残れます（笑）ドンパチをやる時はトコトンやらなくっちゃぁ（笑）それがお客様に対するサービスに繋がります。なんの創意工夫もせず努力もせず、今まで通り儲けようと思ってる方はサッサと店終いした方がよさそうですね。この業界は儲からないから今まで生き残ってきたのです、儲けようなどと思わないことです。

新内海ダム中止！年末テント村は寒さのため中止（笑）店内レジにて署名用紙と資料をお配りしています。

自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

↑お店の裏のエコ菜園。