従来の自然農法は喩えれば断食農法 - ちろりん村の社長日記

この数年間、悩んでた、世の中には色んな農法がある、緑の革命を著した愛媛の自然農法家福岡先生を訪ねたのが今から三十五年前、その後、高知県有機農業研究会代表の原田先生のお宅を訪ねて百姓モドキの生活を十年間、その後二十五年間は無農薬有機野菜と自然食品を販売する「ちろりん村」で働き、現在は店の裏の小さな菜園で無手勝流俄百姓モドキとして断続的ではあるが農業の真似事をしてきた。多少本も読んだ、頭でっかちで百姓モドキとさえ言えない宙ぶらりんの気持ちのママ、悩んできた。
素朴に考えても、農薬や化学肥料を使わないと野菜ができないなら、人類はどうやって今まで生き残ってきたのか？ありえな、げんに、そんなものがなかった戦後すぐだって百姓はいたし、野菜もあった。素直に、おかしいではないかと思い「もういい、農法なんてクソ食らえだ」と自分の身近にあるものだけを使って野菜を作ろうとした、昔の百姓が、それほど特殊な人ではなかったはずだ、今の俺だってかわらないはずだと、挑戦した。
小さな菜園だが、畝を山に見立てて、野菜を樹や森に見立てて、同じような環境にすれば、勝手に野菜が生えるのではないかと思った。余った食べ物は堆肥にせずに、何故なら、自然界では完熟堆肥なんて存在しないから、残った生の食べ物を包丁で小さく切り刻んで、そのまま畝の上に置き、時々、畝と畝の間の通路をさらえて土を畝に盛る、何故盛るのか？　畝の上に鳥が飛んできて切り刻んだ食べ物を引っかき回し、その時に多少の土が通路に落ちて、畝が段々低くなる、通路が土で段々埋まってくる、だから、時々、通路の土を畝に上げてやる。この三年間は、それの繰り返しだった。
出来不出来はあるが、毎年同じ場所で同じ作物が出来る、連作障害なんて気にもしない、農法なんてどうでもよい、野菜ができれば良いではないかと、なかば捨て鉢な気分ですごしてた（笑）
ナニゲにネットで炭素循環農法のページに遭遇し、読み始めて、驚いた。世の中には偉い人がいるものだと、感心した。
なぜ農薬も撒かなければいけないか、それは、最初に農薬を撒いたから。なぜ苦労人の百姓に教わると野菜ができないのか、それは、最初に苦労人の百姓に教わったから、これが答えだ。野菜作りなんて簡単だったのだ、何万年も前から人類の祖先がやってきたのだから、その気になれば誰でも出来るんだ、ただし、苦労した百姓に教わってはいけない（笑）
↓自然農法の極致、炭素循環農法の詳細は下記↓
http://freett.com/tenuki/etc/home.html

Ｉ　ＬＯＶＥ　小豆島！ＳＴＯＰ　新内海ダム！ホームページ
http://kankakei.web.fc2.com/

新内海ダムの見直しを求める署名がwebでもできるようになりました。
http://www.shomei.tv/

新内海ダム中止！年末テント村は寒さのため中止（笑）店内レジにて署名用紙と資料をお配りしています。

自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

↑お店の裏のエコ菜園。