「元気な種で育てる究極野菜の誕生」連載２５

著者の石井吉彦さんは昨年の創業祭にて講演会をお願いしました、今回は彼の著書を連載でご紹介致します。

- - 引用ココから---

第二章　種にこだわる！　夢の構想
５、伝統の品種は文化遺産
1991年9月、ヨーロッパ議会の農業委員会が、植物遺伝子資源を管理・保存する計画を立て、ヨーロッパ遺伝子バンクプログラムとNGOに対して、作物ネットワークをつくるようにすすめてきました。
しかし、予算は250万USドルにすぎませんでした。伝統的な作物の品種は文化遺産の一部であるのに、誰もその重要さに気づかなかったのです。
それに気がついた人が、シードセーバーズ・ネットワークに参加し、豊かな遺産をあらためて評価し受け継いでいこうとしています。
基本的には、この活動は店で買えない貴重な在来種を、引退しようとしている農家から譲ってもらい、これらの珍しい種をつくろうとする方たちに分けて、種を未来へ残そうとしています。
これを世界レベルにするために、日本でも同じような活動ができないかと、何度となく声をかけてくれています。日本でも、各地域で、一部の団体や個人レベルでの活動はあります。しかし、企業の利害が出てしまい、うまくいきません。
ボランティアの精神で活動しないと、伝統的な資源が商売道具に使われてしまい、結果として企業の中で取捨選択されてしまいます。本当に残したい日本の宝である種が、企業にとって必要な種かどうかは分かりませんから。ですから、在来種は企業の独占ではうまくいきません。
誰でも自由につくれて、おいしく、健康によく、その土地だけの特産品になるという食材を、もう一度復活させて残していきたいと思いませんか？
全国に在来種の普及員ができたら、ようやく世界と手を組む日本の「シードセーバーズ・ジャパン」が設立できます。

- - 引用ここまで---次回につづく

↓「元気な種で育てる究極野菜の誕生」の購入方法↓
著者は石井吉彦　発行は有限会社ナチュラルシードネットワーク
〒286-0117　千葉県成田市三里塚光ヶ丘1-454　ご注文はファックス0476-40-4006でお願いします。ネットでも購入できます、下記↓で購入して下さい。
↓究極の野菜や本は下記↓ネットでも購入できます、もちろん、ちろりん村でも販売しています。
http://www.natural-seed.net/hanbai.html
↓ちろりん村の社長のツイッター↓必見です（笑）
http://twitter.com/shizensyokuhin

Ｉ　ＬＯＶＥ　小豆島！ＳＴＯＰ　新内海ダム！ホームページ
http://kankakei.web.fc2.com/

新内海ダムの見直しを求める署名がwebでもできるようになりました。
http://www.shomei.tv/

新内海ダム中止！の署名用紙は店内レジにてお配りしています。

自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

↑お店の裏のエコ菜園。