「元気な種で育てる究極野菜の誕生」連載４３

著者の石井吉彦さんは昨年の創業祭にて講演会をお願いしました、今回は彼の著書を連載でご紹介致します。

- - 引用ココから---

第三章　安全・安心って　なあに？
８、遺伝子組み換え作物を考える　その２「ターミネーター」
ターミネーターはご存知ですか？
じつは、種の技術にもこの名前があるのです。
俗名「自殺種」といいます。
この技術は、種とりした二世代目の種には毒ができ、自殺するように仕組まれた遺伝子操作技術です。アメリカの農務省と大手種苗会社が開発した技術です。農家が勝手に自家採種できないように仕組まれた種です。
この種の野菜の花粉が、風や昆虫によって飛ばされて通常の畑に受精した場合、受精した卵子は毒素遺伝子を一つずつもつことになります。ターミネーター種は、そのものが自殺するだけでなく、在来種の野菜の息の根を止める働きをも持つのです。在来種の皆殺し種、まさしく「ターミネーター」です。
なぜ自殺種は、一世代は死なないで芽が出るのか？
それは、種を抗生物質であるテトラサイクリン液という薬剤に漬けて、自殺するスイッチを一旦外すからです。
スイッチがオフになった種は、普通に生長していきます。そしてこの野菜は自殺しません。しかし、種が熟すとスイッチ遺伝子が自殺遺伝子を起動させ、野菜から種をとろうとしたとき、自らの体内で毒をつくりだして自殺するのです。

- - 引用ここまで---次回につづく

日本のどこかで、原発がチェルノブイリクラスの大事故を起こせば、風向きによっては日本列島で人の住める場所がなくなります。もちろん誰も責任を取ることはできません。これと同じか、あるいはそれ以上の破壊力があるのが上記の遺伝子操作なんです。一部の人の金儲けが人類を滅ぼすかもしれません、恐ろしい未来ではありませんか？　若い人たちに希望を持ちなさいとは、どの口が言うのでしょうか、大人として恥ずかしくて若者の目を直視することができません。巷では、遺伝子組み換えの種を使って安全安心の有機野菜？　呆れてものも言えません。
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著者は石井吉彦　発行は有限会社ナチュラルシードネットワーク
〒286-0117　千葉県成田市三里塚光ヶ丘1-454　ご注文はファックス0476-40-4006でお願いします。ネットでも購入できます、下記↓で購入して下さい。
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