「元気な種で育てる究極野菜の誕生」連載４７

著者の石井吉彦さんは昨年の創業祭にて講演会をお願いしました、今回は彼の著書を連載でご紹介致します。

- - 引用ココから---

第三章　安全・安心って　なあに？
１２、有機ＪＡＳマークは安心・安全という黄門様の印籠？
有機ＪＡＳのマークを知っていますか？　このマークがあれば、消費者に「国が定めた、安心安全の信頼マークです！」とアピールしやすいといいます。
現在はスーパーをはじめ、セルフ販売方式における無人販売が主流の時代です。説明しないと販売につながらない商品というのは、人件費節約の意味において、店頭に置くことが難しくなっています。
そこで、何も説明がなくてもわかりやすく、しかも有利に販売ができ、直接商品の表示による責任がスーパー側に課せられないとして、有機ＪＡＳマークが重宝されています。
消費者への安心・安全という、絶対的な信用としては必ずしも一致はしませんが、一般的な栽培方法よりは化学農薬や化学肥料を使わない分、安心といえます。「価格と品質のみが消費者の求める声です。安心・安全という内容は二の次です」と、スーパーのバイヤーさんなどにきっぱり断言されると本当にガッカリします。
有機農家といっても、全国にはさまざまな農家や流通業者がいて、有利販売のために、承知で違反する人があとを絶たず、食の安全を脅かす記事が世の中を騒がせているのも事実です。
同じ有機の認証を取得している農家から見ると、「そんな手間のかかる方法をしていると、経費倒れしてしまう。農水省もそこまで厳しくいわないよ」といいます。
しかし、経費がかかるからといって手を抜いて、万が一そのことで問われるような事態が起きたら、自分の信用だけでなく、法律を守っているほかの有機農家にも被害を及ぼしてしまいます。
ですから、私達は正直にちゃんと法律を守って、生産出荷作業をすると決めています。
ここまでこだわるのは、別の目的もあるからです。それは、「いつか、社会のニーズや消費者の理解が得られたなら、本当に究極の安心・安全野菜である、在来種を使った無肥料栽培の野菜をお届けしたい」と考えています。
そのためにも、信用がなくなるようなことは一切したくないのです。

- - 引用ここまで---次回につづく

石井さん、脱帽ですm(_ _)m　世間では生産者や販売者が独自の基準を設けて、だから安心安全ですとシラッとした顔で販売していますが、なんだかなあですね。こういう輩が消費者を混乱させているのでしょう。弊社も生産者の独自基準でそのまま販売している野菜もありますが、弊社の独自基準なんて恥ずかしくて表明したことはございません、現地を見て回ったところで本当のところは管理できませんですから。綺麗事はいいたくありません。

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著者は石井吉彦　発行は有限会社ナチュラルシードネットワーク
〒286-0117　千葉県成田市三里塚光ヶ丘1-454　ご注文はファックス0476-40-4006でお願いします。ネットでも購入できます、下記↓で購入して下さい。
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http://www.natural-seed.net/hanbai.html
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自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
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