「元気な種で育てる究極野菜の誕生」連載４８

著者の石井吉彦さんは昨年の創業祭にて講演会をお願いしました、今回は彼の著書を連載でご紹介致します。

- - 引用ココから---

第三章　安全・安心って　なあに？
１３、ごめんなさい。有機野菜しかなくて・・・
ここ最近、「無肥料栽培在来種の野菜がほしい」という問い合わせが急に多くなっています。本来、「無肥料栽培の野菜を普及したい」という目的ではじめた会社ですから、お断りしながらも本音では嬉しい悲鳴をあげています。
現実は、まだまだ無肥料栽培の野菜は少なく、集荷時期も限られているので、いつでも供給できる状態ではありません。また、自分たちで決めた厳しい基準があるだけに、なかなかすぐにつくれるわけではありません。
私たちのいう「在来種野菜の基準」は、四段階に分けています。
1、無農薬・無肥料栽培でつくっていて、１０年以上自家採種を続けている種を使って栽培したものを、「在来種野菜」としています。
2、無農薬・無肥料栽培でつくっていて、１年以上１０年未満の自家採種の種を使って栽培した野菜は、文字通り「自家採種野菜」としています。
3、有機ＪＡＳ認定の栽培基準に基づいて栽培しており、その認可圃場で自家採種した種で栽培した野菜を、「自家採種有機野菜」としています。
4、種には関係なく、有機認定の圃場で栽培された野菜を、「有機野菜」としています。
一番多い野菜が、四番目の有機野菜になってしまいます。どうしても在来種の野菜はないのかという問い合わせに対しては、「申し訳ありませんが、今は有機野菜しかありません」というお答えになってしまいます。
もっと在来種を希望する声があれば、農家側は、つくっても大丈夫だと思ってチャレンジできます。すずは、在来種の普及が大切です。
今はまだ少数ですが、消費者の方たちの要望がどんどん大きくなって、日本中の農家が「もう在来種をつくらないと売れないぞ。」というようになれば、全員が在来種の取り組みをはじめてくれると夢見ています。そんな日が来れば、日本の野菜の自給率は１００パーセントになるかもしれません。

- - 引用ここまで---次回につづく

ということは、私のつくっている野菜は、自家採種野菜というわけか？　在来種野菜をつくれるのは早くて七年後になるなあ（泣）それまで命が持つかどうか、難儀なことをはじめたものだ（笑）

↓「元気な種で育てる究極野菜の誕生」の購入方法↓
著者は石井吉彦　発行は有限会社ナチュラルシードネットワーク
〒286-0117　千葉県成田市三里塚光ヶ丘1-454　ご注文はファックス0476-40-4006でお願いします。ネットでも購入できます、下記↓で購入して下さい。
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http://www.natural-seed.net/hanbai.html
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自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
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