「元気な種で育てる究極野菜の誕生」連載５１

著者の石井吉彦さんは昨年の創業祭にて講演会をお願いしました、許可を頂いて彼の著書を連載でご紹介致しています。

- - 引用ココから---

第三章　安全・安心って　なあに？
１６、食事療法によってこんな結果が出ました
在来種・自家採種・無肥料栽培というと、ただのこだわった農法の話だと思う方も多いと思います。
種からこだわる無肥料栽培の食材としての差を、明確に伝えられないだろうか？　人体にとって、口に入れる食材の影響はないのだろうか？無肥料野菜は、たんなる自己満足の野菜なのか？　それとも究極の食材なのか？　などと自問自答を繰り返していたとき、自然食品の専門会社から、ある提案を受けました。
内容は、関東と中部の２地区で、医師たちのネットワークの協力と、アトピー性皮膚炎などの症状で困っている患者さんたちの協力をいただいて、食事による影響があるかどうかという実態調査を行うという内容でした。
［Ａ群　関東地区］
アトピー性皮膚炎、化学物質過敏症、アナフィラキシーショックほか
［趣旨］
アトピー性皮膚炎は、本来は生体に引き起こされた一つの症状であると考えられる。睡眠不足や運動不足、ストレス、食事の過不足など、さまざまの原因から生体内のバランスを崩し、警告信号的要素として症状が現れる場合が多いと思われる。
アトピー性皮膚炎という疾患を考えるうえで、かゆみという、体に現れた現象のみに重点をおくのではなく、かゆみがなぜ引き起こされたのかを考え、原因となりうる食生活のあり方や生活環境などが、本質的な改善に向けた取り組みであると考えて実施した。
［Ｂ群　東海地区］
糖尿病
［趣旨］
現在、国内の糖尿病患者は、約690万人いると考えられており、４０歳以上の１０人に１人以上は、糖尿病だといわれている。
国民病化してしまった糖尿病は、失明や尿毒症の原因となるばかりでなく、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因になる。
治療には、運動療法や食事療法、薬物療法があるが、著しい効果が期待できない状態である。そこで、食事療法の中でも、食材の変更や生活スタイルの改善等によって、症状の改善が期待されると考え実施した。
モニターをして頂いた家庭は、普段から自然食や有機野菜、そしてオーガニックという食材を使っています。家族の中でアトピーなどの症状の出ている人がいる家庭では、医師の勧めもあって、何年もの間、食品添加物や農薬などを使っていない食材を探して購入していました。
それでも、症状の回復があまりみられない方もいらっしゃいました。
しかし、この調査では、無肥料栽培の在来種野菜（ナチュラルシード野菜）に切り替えただけで、以降は全く変わらない生活をしていても症状が軽減されたという結果が出ました。
本当に体によいものを食べることで、少しでもよい方向に向かおうとする働きがあるのです。

- - 引用ここまで---次回につづく

↓「元気な種で育てる究極野菜の誕生」の購入方法↓
著者は石井吉彦　発行は有限会社ナチュラルシードネットワーク
〒286-0117　千葉県成田市三里塚光ヶ丘1-454　ご注文はファックス0476-40-4006でお願いします。ネットでも購入できます、下記↓で購入して下さい。
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http://www.natural-seed.net/hanbai.html
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