「元気な種で育てる究極野菜の誕生」連載５５

著者の石井吉彦さんは昨年の創業祭にて講演会をお願いしました、許可を頂いて彼の著書を連載でご紹介致しています。

- - 引用ココから---

第４章　肥料を使わない究極の農法
３、無肥料栽培農法の「土壌診断」
無肥料栽培農法をはじめるにあたって、最初にすることは、自分の畑がどんな畑なのかを知ることです。これを土壌診断といいます。
診断といっても、自分の畑に麦やソルゴー（牧草）などの、生育の早いものを全体に植えることです。
とくに麦は、あとで被覆にも使えるので非常によいです。
畑全体に、均等に麦を植えても、場所によっては生育の差が出ます。本来なら、すべて同じように育つのが理想ですが、そううまくはいきません。たいていは、麦が大きく育つ場所と、そうでない場所ができてしまいます。
そこで、麦の状態の診断からはじめます。よくできている場所と、できていない場所の土を比べてみます。
はじめに、土の中に岩盤のように硬い層があるかどうかを調べます。
まず、１メートル程度の棒を土に差し込みます。差せたら、次は２メートルの棒です。硬板がある場合、どのくらいの深さにあるのかを調べます。普通は、３０センチから４０センチほどの深さにあることが多いのですが、大型機械などを使っている場合は、６０センチから９０センチと深くなります。
棒が刺さらない場合、近くの土でも同じように調べましょう。体重をのせても刺さらないほどの固さなのかを調べます。
ここで棒が簡単に刺さった場合は、土づくりの三大テーマの一つである、「土が温かいか」という課題がクリアします。土が温かいということは、岩盤によって、地球の中心にあるマグマからの熱を遮断していないということです。遮断していると、下から温度が上がってきません。そのため、冷たく感じます。
温かいといっても、土を１０センチほど掘って中に手を入れ、手のひらに温かさを感じるかどうかです。ずっと冷たい場合は、岩盤があるといえます。

- - 引用ここまで---次回につづく

家庭菜園程度の畑では上記のような診断は難しいですね。私の菜園の場合は最初から水田だった場所ですから８０センチ以下は粘土だということが解っています。元の表土は残留農薬や化学肥料を取り除くために取り除き、底の粘土の上に花崗土を４０センチ入れ、その上に建物の基礎を打つために掘った粘土を４０センチ入れてから、最初だけ友人のトラクターで深く荒起こしして頂きました。今年で四年目に入りましたが、畝によっては野菜の支柱がなかなか差せない場所もあります。土の状態は毎年よくなっているようです。
私流の土の診断としては、ハコベが繁茂し出せば土の状態としては合格ではないかと思ってます。
今朝の収穫はアスパラ30本、春菊500グラム、キヌサヤ約2キログラム、韮500グラム。雨上がりで野菜が繁茂しだした。アスパラ二本、春菊50グラム、キヌサヤ50グラム、韮50グラムで各一袋38円で、売り切れごめんの大特価店頭販売中。

↓「元気な種で育てる究極野菜の誕生」の購入方法↓
著者は石井吉彦　発行は有限会社ナチュラルシードネットワーク
〒286-0117　千葉県成田市三里塚光ヶ丘1-454　ご注文はファックス0476-40-4006でお願いします。ネットでも購入できます、下記↓で購入して下さい。
↓究極の野菜や本は下記↓ネットでも購入できます、もちろん、ちろりん村でも販売しています。
http://www.natural-seed.net/hanbai.html
↓ちろりん村の社長のツイッター↓必見です（笑）
http://twitter.com/shizensyokuhin

自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

↑お店の裏のエコ菜園。