「元気な種で育てる究極野菜の誕生」連載５８

著者の石井吉彦さんは昨年の創業祭にて講演会をお願いしました、許可を頂いて彼の著書を連載でご紹介致しています。

- - 引用ココから---

第４章　肥料を使わない究極の農法
６、自分の畑の状態を知る
「土づくり」の最初の行程は、土の診断です。
土の診断方法は、とても簡単です。
はじめに、畑全体に麦や牧草など、生育の早い作物を植えます。そして生育状態をみて、畑全体の状態を判断します。
土の中は、すべてが同じ状態ではありません。水がたまる場所があったり、土が硬い場所があったりと、平らではなく凸凹しています。そのため、畑に植えた麦や牧草（ソルゴーなど）の生育はよかったり、悪かったりする部分があるものです。
そこで、よい部分と悪い部分の土の中を見ることが必要になります。40センチほど真っ直ぐ掘ると、硬い層があったり、逆に砂のような状態で水が流れたり、赤土や粘土のように、隙間がなく水が中に入らない状態だったりすることがあります。
また、無肥料栽培は、肥料はもちろん、堆肥も使わないほうがよいのですが、悪条件となった場合は、やむをえず使うことがあります。
また、堆肥を使う方法としては、
1、土が冷えている場合、作物を植えたとき、わらなどを使って被覆します。
2、砂のように、水が土の中にたまらずに流れてしまう場合、根のまわりに土乾きが発生しますが、作物を植えたとき、わらを敷いておくと、水乾きを防ぎます。
3、赤土や粘土のように、隙間のない土の場合、最初の２年から３年でよいので、植物性の堆肥（畑に稲わらは入れてはいけません）を、その場所にだけ入れます。
以上の方法を用いて無肥料栽培に取り組めば、よい結果が得られます。

- - 引用ここまで---次回につづく

タイトルにある収穫野菜の「仏国大莢」とは、地方によって呼び名が違うそうです。弊社で販売している種の袋には仏国大莢とあり、大型のキヌサヤだそうです。讃岐地方では「オランダきぬさや」と呼びますよと生産者の方に教わりました。大きくなって非常に柔らかく煮食用に適しています。最後に種を自家採種して来年以降は、その種で栽培しようと思ってます。タイトルが長くなるので仏国大莢にしました。

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著者は石井吉彦　発行は有限会社ナチュラルシードネットワーク
〒286-0117　千葉県成田市三里塚光ヶ丘1-454　ご注文はファックス0476-40-4006でお願いします。ネットでも購入できます、下記↓で購入して下さい。
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自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

↑お店の裏のエコ菜園。