畝や通路の土に直接太陽の光を当てない

土に直射日光が当たる部分を少なくすると、なんとなく畑全体のバランスがよくなったのか、虫も病気の害も少なくなり、水持ちもいい。通路や畝の端は雑草に覆われ、畝の上は野菜の残滓で覆われている、だからか今年はいま持って井戸水を使用していない、雨水はタンクに常に満水状態である。耕すと栄養分も水分もなくなるというのは本当みたい。だから肥料を沢山やったり水をたくさん遣らなければならない、結果として病虫害が出て農薬を使用しなければならなくなる、不耕起自然農法の定石通りだなと、感心してる。直射日光が人間の肌に悪いように、土の表面も直射日光は強すぎるのだろう。
わざわざ外から草や堆肥を持ち込まなくても、栽培している畑に生える雑草や収穫後の野菜の残滓で充分のようだ。いままで野菜の残滓を手間暇かけて一カ所に集めて腐葉土のようなものを作っていたのがバカみたい。堆肥や腐葉土は土壌改良には多少役に立つが栄養分は生の状態に比べると何十分の一か何百分の一だろう。いままで勿体ないことをしてきたものだ。
昨年の秋、自家採種した小松菜の種を空豆が植わっていた畝に、多めに蒔いた。夏の端境期用に蒔いてみたが、どうなることやら。しかし、いつもより丁寧に蒔きましたよ（笑）

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