やっと薩摩芋が発芽した、遅っ！（笑）

しかも一株だけの発芽、あとのイモは寒さで腐ったかもしれないが、これから遅れて出てくる気配もある。ま、今月中に蔓を移植できれば多少のイモはできる、豊作は期待薄、植える場所も残っていませんが。
先日自然食品の問屋さんの営業マンが「何で万葉の切り株を抜かずに残してるの？畑の養分を無駄に吸うだけで損ですよ」って、じつは彼の実家は農家で退職後は趣味的に野菜づくりをするつもりらしい。長年自然食品を販売してきても農業に対する見解は昔のまま、カネで買った肥料、昔は金肥といってました、を畑に施したのだから（私は肥料など一切購入しません）雑草などに吸収されては大損という考え。気持ちはわかるが、万葉の切り株や雑草が吸収した養分は消えて無くなるわけでもないし野菜や雑草が養分を蓄えたまま放浪の旅に出るわけでもない、彼らは育った場所で朽ち果て養分は同じ場所にそのまま残る。これは不耕起栽培に関していえることで、トラクターで畑の土を粉末に砕いてしまうと養分は確かに消えますね（笑）彼の言うことも半分は当たっているか（笑）
細かく耕せば耕すほど土壌の養分は分解されてしまって無くなる、だから大量の肥料と水が必要になる、だから土壌のバランスが崩れて病虫害が発生する、だから農薬や殺虫剤が大量に必要になる、だからますます土壌がアンバランスになり雨が降ったらぬかるみ、晴天が続いたらレンガのようにカチカチになり野菜が育たなくなる、
だからトラクターで土を粉末にしなければならなくなるの悪循環。いったいいくらの資源と労力を無駄にしてることやら（笑）そして最後に残るのは借金と砂漠になった不毛の土地だけ。ま、あと数十年、原油が無くなれば終わる農法ですけど。それとも原子炉付きのトラクターが出現したりして（笑）しかし、これもあと数十年の命ですね（笑）ミニ文珠をトラクターに乗せれば数百年はいけるか、勝手にやってくれ馬鹿とは付き合いきれんわ。
誤解されないよう言っておきますが、堆肥は栄養分がありません、菌や微生物がくった残りカスです。その堆肥を大量に畑に入れるのは土がぬかるんだりカチカチになるのを防ぐためであって土壌自体がよくなるわけではないのです。バランスのとれた土壌にすることは人為的にはできません、それは自然に任すしか方法がありません。

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著者は石井吉彦　発行は有限会社ナチュラルシードネットワーク
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自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

↑お店の裏のエコ菜園。