インフルエンザ　パニック　その２ - ちろりん村の社長日記

連載は「こうべ消費者クラブ」代表前迫（まえさこ）さんの「そろそろ本当のことを言わなくっちゃシリーズ」を了解を得て連載しています。なお、掲載部分は冊子の左側本文のみとし、右側参考資料は省きます。ご興味のある方は「こうべ消費者クラブ」までお問い合わせください。
前回の続き
むしろ異常に怖がって、おかしな薬にしがみつくほど、ひどい目に合ってしまいます。
でも、この社会現象＝「なんだか知らないけれど、とにかく怖い」は私達市民の側の勝手な思いこみだけでもなさそうです。むしろ、恐怖感を煽るだけ煽って醸成したあとに、「そらっ、うかうかしてると死んでしまうぞ！でも、霊験あらたかな○○○を購入すれば、家内安全！」って、まるで霊感商法の手口ですね。これが、マスメディアからWHO,何から何まで巻き込んで社会全体で展開されている雰囲気です。その一方で、焚きつけられた恐怖感が、人と人の関係までギクシャク窮屈なものにしてしまっています。
そういえば、学校の子供達の「いじめ」でも、早くから特定の子どもに「バイ菌」と囃し立てるやりかたがありました。
その子供達の家庭では、きっと洗面所には「きれいきれい」のようなハンドソープがあって、玄関からあらゆる部屋には、「消臭○○」なんかが置いてあるんだろうな、って想像してしまいます。でも、そんな子どもが少し大きくなると、きっと「オヤジは臭い」とか、「ばあちゃん、きたない」とか言い出すんでしょうね。
ところが、そんなバイ菌が私達の健康を守ってくれていたり、自分で作れない栄養素をお腹の中で作ってくれていたり、そしてなによりも、か弱い小さな子供達を健康な大人へと育ててくれているんだということが忘れられているようです。本当にお腹の中のバイ菌がいなくなると、人は生きていけないんだよ。これで、インフルエンザ　パニックは終わりです。次回は反芻動物のルーメンが始まります。

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自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

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