動物の無菌飼育は可能か？　その１ - ちろりん村の社長日記

連載は「こうべ消費者クラブ」代表前迫（まえさこ）さんの「そろそろ本当のことを言わなくっちゃシリーズ」を了解を得て連載しています。なお、掲載部分は冊子の左側本文のみとし、右側参考資料は省きます。ご興味のある方は「こうべ消費者クラブ　078-903-2567」までお問い合わせください。
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反芻動物がルーメンで沢山の微生物を飼っていることを先回は書きました。同じ草食動物の馬などはルーメンの代わりに盲腸で植物繊維を分解していることも書きました。コアラやナマケモノ、マダガスカルの特定のキツネザル種に至っては、木の葉っぱだけを食糧にしていて、例えばユーカリ等の木の葉にはテルペン（殊にケトン類）が多く毒性があります。その上タンニンも多く、タンニンはタンパク質と結合してさらに消化を困難にしますので、ほとんどの動物は食料にできません。
ところがどうやらコアラはユーカリ類の木の葉だけを食料としていて、通常は水分さえ木の葉に依存しています。そのため、そんなユーカリでも分解する特異な酵素を持つ微生物を盲腸に寄生させているようです。そしてコアラの盲腸も大きく２メートルもあるそうです。
このような特別な微生物を寄生させたりして、通常分解困難な植物を生命活動に活用しているために、他の生物と棲み分けすることが可能となり共存しているわけです。
すると、消化管で微生物を飼う必要のあるのは草食動物だけ？　という疑問が当然に出てくると思います。
私達雑食の人間も５％程は食物繊維を分解しているとも書きましたが、肉食の動物は食物繊維など栄養素としてはまったく必要としていないでしょうから、消化管の微生物など必要ないのかもしれないですね。
掲載はここまで。次回につづく、このシリーズは、その３まであります。

万葉とシメジを少し収穫しました。寒さで葉野菜などが生長しません、しばらくの間、勝手ながら野菜セットミニを時々お休みさせて頂きます。大人の拳を二つ合わせたくらいの大きな青いトマトを一個だけ収穫して窓際の日当たりの良い場所に置きました、赤くなるといいのですが（笑）まだ、数個畑の樹にあります。ぬか漬けにすると美味しそうです。

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自然食品ちろりん村新店舗

↑ちろりん村新店舗がとりあえず2006年12月25日午前10時オープンしました、皆様のお越しをお待ちしています。
住所は〒760-0077高松市上福岡町2058-2（レインボー通りコジマ電気西へ50m）店舗専用電話087-837-2976

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