腸管免疫とワクチン注射　その１ - ちろりん村の社長日記

連載は「こうべ消費者クラブ」代表前迫（まえさこ）さんの「そろそろ本当のことを言わなくっちゃシリーズ」を了解を得て連載しています。なお、掲載部分は冊子の左側本文のみとし、右側参考資料は省きます。ご興味のある方は「こうべ消費者クラブ　078-903-2567」までお問い合わせください。
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私達の消化器系にはこの様な優れた複雑な免疫系が腸内細菌達とともにいつも私達自身を守ってくれています。さらにもし、腸管から謝って摂取された毒物はまず門脈で肝臓に運ばれ解毒されてから血液循環系に運ばれます。皮膚浸透力と有害化学物質の運搬能力を持った合成界面活性剤などで皮膚から有害なものを取り入れた場合は、いきなり体循環血流に混ざり込み一部は脳や胎盤にも送られてしまい、危険だというお話も随分前に書いたと思います。接触皮膚炎の場合など皮膚組織にも免疫作用はあります。
ところが、もう一つの免疫機構を介さずにいきなり体内に毒物を注ぎ込む方法があります。皮下・筋肉・静脈注射です。毛利子来さんたちは、「インフルエンザワクチンはウイルスの侵入する鼻や喉の粘膜での免疫を作るわけではなく、血液の抗体を作るだけだから効くわけがない。」と言われますが、それ以上に問題なのは、それも防腐剤の水銀やアルミナ・スクワラン（アジュバントと呼ばれる）等と一緒にいきなり体内に注ぎ込むことです。つまり口から大腸・肛門までの消化管粘膜での免疫応答を経験することなく、これらの有機物（ウイルスやスクワラン）や化学物質（ミョウバンや有機水銀）が入ってくるわけです。税関も検疫もないフリーパスの国際空港と言うよりも、偽装漁船による密輸で麻薬が入ってくるようなものです。
本日の掲載はここまで、次回につづく。

さて、今日は2011年の元旦、早くも新しい一年の始まりです。今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m

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