「５、無農薬（有機）畑の生き物」その４

連載は「こうべ消費者クラブ」代表前迫（まえさこ）さんの「そろそろ本当のことを言わなくっちゃシリーズ（2010年以前に配布）」を了解を得て連載しています。ご興味のある方は「こうべ消費者クラブ　078-903-2567」までお問い合わせください。
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こんなふうに、本土でも農家の農作業には危険があるんですね。確かに有機野菜と一緒にムカデが家庭に持ち込まれるとしたら危険だし、「怖い」という感覚を持たれるのは当然のことなんですが、有機の田圃の「豊かな生態系」って言う時には、こういった好まれざる生物も含まれてきます。そのリスク＝危険に最もさらされてるのは農家の方です。
そのことを知ると、ムカデどころじゃなくって、もっと危険な目に合いながら農家の人達は私達の食べものを作ってくれている、農地やその環境を守ってくれていると言うことになってきます。
伊川谷の谷井さんが「ワシラ畑でムカデはよう見るもんな」と話されたり、農家さんが日常的にマムシに遭遇したりしてますが、だからといって畑中に薬を撒いたり、畑の周りに生石灰を分厚く撒いたりしてるわけじゃなくって、少なくとも有機農家はしませんよね。皆さんあまり毛嫌いせずに日常的にお付き合いなさってます。
次回に続く。

このところ夜間早朝の冷え込みは半端じゃないですね、いつになったら春になるのでしょうか？　菜園の野菜たちも寒くて震えているようです。でも、そんな寒さの中、フキノトウが顔を出しました。

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