電力会社を発電と送電と売電に分ける

ただし、送電は国有化する。この間いろいろ考えてきましたが最終的には以上の結論のようです。
ソフトバンクの孫正義さんが個人で寄付をし、自然エネルギー財団を作られるそうです、嬉しいですね。彼は通信の世界で日本を牽引してきました、しかも彼の導入したユーストリームが活躍したのは皆さんもご存知ですよね。電力会社の独占を解体して安全で自由な国にしたいものです。
今現在、東京電力福島原子力発電所では人類史上最悪の事故が進行中です。たとえ今後、水蒸気爆発が起きなくても、これから数年間、いや数十年間毎日、死の灰が空と海と大地に撒き散らかされ続けるでしょう。この後始末は東京電力が私財を投げ打って始末しなければなりません。東電の資産は百兆円以上とも言われています、今まで散々美味しい思いをしてきたのだから最後の片付けだけはキチンとしてください。
無理やり放射能で被曝させられた人々に対しての生涯にわたっての保証、いいえ、それどころか孫子の代までの保証。また、大地と海を汚されてしまった農家や漁業者への保証。それに関連した人々への保証。まだあります、汚された大地と海の現状復帰のための作業。最後に廃炉費用と使用済み燃料などの高濃度放射性物質を未来永劫管理する作業もお忘れ無く。
もちろんそれらの経費は電気代に上乗せしようなんてこの期に及んで考えていないでしょうね？　そんなことは不可能？　今まで通り上乗せしなければ自分たちの生活が成り立たない？　ええ、確かに苛酷なことでしょう、やけっぱちになる気持ちも分からないではありませんが、生きるとはそういうことです。自分のしでかしたことは自分で責任を取る、できないならば最初からすべきではなかったのです。
ということで、久し振りに日記を書きました。宅配の配達日変更で野菜の収穫日がランダムになってしまい、今までの調子が狂ったのか、種蒔きや収穫のリズムがつかめません。でも、そううち慣れるでしょう。野菜セットミニのお届けも毎週、木曜と金曜になったことで、ある程度まとまった野菜を収穫しないとならなくなり、焦っています（笑）
笑っている場合ではないのです、もしも福島にある原発が一機でも水蒸気爆発を起こせば誰も近寄れなくなり残りの原発も次から次と爆発します。あるいは新たな地震が起き、たとえば一番可能性がある浜岡原発がドカンといけば、それで日本はお終いです。ま、どこの原発でも一緒ですが（笑）しかないか。今必要なことは生き残るための覚悟です。

これからしばらく「こうべ消費者クラブ」代表前迫（まえさこ）さんの「そろそろ本当のことを言わなくっちゃシリーズ（2010年以前に配布）」の連載を休ませて頂きます。

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